風しんと麻しん(はしか)の流行がとまらない

 2018年10月から風しんの流行が始まり、12月末までに2917人の風しん患者さんが報告されました。妊婦さんが風しんにかかると、心奇形、白内障、難聴、精神遅滞の赤ちゃんが生まれる可能性があります。現在、アメリカは妊娠可能性のある女性の日本への渡航をすすめていません。日本政府はこの事態を受け、さしせまる東京オリンピックの成功もかかっているため、風しんのワクチ …

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インフルエンザに対する画期的な薬ができました。

インフルエンザ治療薬ゾフルーザの作用機序 2018年3月に発売された新しいインフルエンザ治療薬にゾフルーザがあります。下記に示しますようにインフルエンザはタンパクを作るパートと遺伝子を複製するパートの2つが働いて初めてインフルエンザウイルスは増えていきます(筑波大学川口研究室より)。ゾフルーザはインフルエンザウイルスがヒトのRNAを乗っ取ってウイルスのRNA …

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食べること、皮膚の治療でアレルギー予防、ガイドラインが変わる!

食べることと、皮膚の治療でアレルギーの予防を、ガイドラインが変わる!  食物アレルギーや皮膚炎の予防のため、授乳中のお母さんは卵などを控え母乳に出るのを避け、離乳食を遅らせると言われて来ましたが、まちがいであることが分かりました。2015年イギリスの研究でピーナッツを食べた方がピーナッツアレルギーが少ないことがわかり、2016年日本の研究でも卵を早く食べた方 …

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インフルエンザワクチンは1−6歳で最も有効

乳幼児(1−6歳)でインフルエンザワクチンが最も有効  最近の研究(テストネガティブ コントロール研究)では、1歳〜12歳ぐらいまでの間、特に1−6歳でインフルエンザワクチンが極めて有効であることがわかってきました。  60−70%のワクチンを接種したこどもさんではかかっていないことがわかりました。1歳になると免疫がつきやすくなります。逆にインフルエンザにか …

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おとなで風疹が大流行、お父さんも風疹のワクチンを!

おとなで風疹が大流行、お父さんも風疹のワクチンを! 風疹とはどんな病気  風疹ウイルスによっておこる急性の発疹性感染症です。主な症状として発疹、発熱、リンパ節(特に耳の後ろの)腫れが特徴です。発熱は3−4日ですが、発疹の前1週間と後1週間までは感染力があります。この感染はうがい、手洗い、マスクで予防することは難しいといわれています。ワクチンがただ一つの予防法 …

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ロタワクチンを2か月から、鹿児島市が12,000円補助

2か月のワクチンデビューとロタワクチンのおすすめ ロタウイルスワクチンの効果 ●ロタウイルス腸炎とは ロタウイルス腸炎は乳幼児に起こる嘔吐下痢症のなかで最も重症な病気です。5歳までに1回以上かかるといわれています。嘔吐や下痢が強く、治るのに1週間以上かかります。 ●重症になると 脱水症がひどくなると、点滴が必要になります。 日本で毎年80万人が外来を受診し、 …

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生後2か月から初めてワクチンのママ、パパへ

生後2か月を過ぎると病気にかかりやすくなる  赤ちゃんが生後2か月を過ぎるとママからもらった免疫力が下がりはじめ病気にかかりやすくなります。だからワクチンの接種が始まるのです。10年前までは多くの子どもさんが細菌性の髄膜炎、敗血症、肺炎にかかり、入院したり、亡くなったり、障害が残ったりしていました。2008年12月19日に欧米で使用されていたヒブ(Hib)ワ …

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おねしょと夜尿症について

おねしょと夜尿症 おねしょとは おねしょは、夜間に寝ている間につくられる尿の量と、尿をためる膀胱の大きさのバランスがうまく取れない時におこります。 つくられる尿の量が多すぎる場合が多いのですが、膀胱が小さすぎておねしょを起こす原因になることもあります。 おねしょと夜尿症 幼児期は「おねしょ」があっても病気とはいえません。5−6歳をすぎても月に数回以上続く場合 …

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大きいこどもさんにB型肝炎ワクチンが必要なわけ

B型肝炎ウイルスは肝硬変や肝がんの発生原因 B型肝炎ウイルスに持続的に感染すると、大人になって肝硬変や肝がんになる方が多いのです。3歳までに感染すると、持続感染するキャリアになりやすいことが分かってきました。さらにキャリアーにならなくとも、感染したウイルスはずっと肝臓にとどまり、成人になって大きな手術や抗がん剤の治療時に肝炎を起こしてくることも分かってきまし …

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