RSウイルス感染症の流行にご注意

RSウイルス感染症の流行にご注意

  今年は冬にはやるRSウイルス感染症が夏に大流行しています。7月からこんなに早く流行するのは鹿児島だけではありません。全国的な傾向のようです。

   RSウイルス感染症は、主に6か月未満の赤ちゃんがかかると細気管支炎をおこし入院が必要になることがあります。乳児では気管支が狭く、特に細気管支に炎症を起こすと呼吸がしずらくなって重症になります。大人や4ー5歳のお兄ちゃんやお姉ちゃんがかかっても軽い鼻かぜのことが多く、知らずにうしてしまうことがあり注意が必要です。

    はじめは、鼻水、軽い咳、発熱など軽いかぜの症状です。1−2日するとヒューヒュー、ゼイゼイと喘息のような呼吸になります。赤ちゃんなどの入院の必要な目安は、①母乳やミルクを飲む量が1/4、尿の回数も1/4以下になった場合。赤ちゃんが苦しいため母乳を飲むより、呼吸を優先したいためです。②肩をハーハー呼吸する肩呼吸をする。③腹部がペコペコをさせる陥没呼吸をする。これらの3つのうち1つでもあれば病院へ、夜間であれば夜間急病センターへ受診してください。

 4生月ぐらいまでの赤ちゃんでは、1/3から半分ぐらいが入院になることがあります。1歳前後になると気管支の大きさが大きくなるので入院は減ってきます。病気の経過は1週間から2週間で良くなっていきます。

 赤ちゃんがヒューヒュー、ゼイゼイと変な咳をしだしたらRS感染症を思い出してください。